射出成形とは加熱して液体まで軟化させたプラスチックや合成樹脂を、射出圧を加えて熱いうちに金型に押込み、型に充填してから冷やして成形する方法です。金属でいうところの鋳造製法のやり方と似ており、一度金型を製作すれば何度でも同じ製品が製造できるという良さがあります。大量生産が可能なので受注量が多いほど製品単価を安くすることもでき、発注側も受注側もメリットの多い成形方法です。従来のプラスチック射出成形は金型さえあれば順調に利益を上げていける成型方法でしたが、いかんせん金型を作るまで時間と経費がかかっていました。

近年は3Dプリンターなどで安く簡単に金型が作れるため、数百個程度の小ロットの生産数でも利益を上げられ、極端に薄い成形や複雑な造形も容易にプラスチック射出成形ができます。3Dプリンターとパソコンなど少額の事業資金でスタートでき、小ロット専門で受注していけば小規模から始められる新ビジネスとして、プラスチック射出成形を生業とする新興企業も増えてきました。2016年あたりから右肩上がりの小規模プラスチック射出成形事業を、市場は2026年まで良好な成長機会に恵まれる分野とみています。アフリカやインドなどサブカルチャー新興国のから、フィギュアの注文といった新たなトレンドが事業を成長させると予測されているからです。

日本国内でも新しくプラスチック成形に参入しようとする新興企業をサポートする動きもあり、幅広い生産能力が見込まれます。

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