射出成形機にはコントローラーと射出部、型締め部の3つの部分が存在します。製造業の現場では様々なタイプの射出成形機が使われていますが、これら3つの部分で構成されている点は同じです。この装置には低コストで素早く大量にプラスチック製品を製造できるというメリットが存在します。コントローラーとは成形の速度や圧力の他に金型やシリンダーの温度、射出量などを制御する部分です。

最近ではコンピュータが加工条件を制御するタイプの射出成形機が主流となっています。スタッフが手動で操作するタイプの装置だと、高品質な製品を作るには一定の習熟が必要になります。コンピュータが自動的に加工条件を制御するタイプの装置は、初心者でも簡単に高品質な製品を製造できるというメリットがあります。射出部にはホッパーやシリンダー、噴射ノズルなどが備えられていて材料を溶かして金型に流し込みます。

型締め部の金型には可動部分と固定部分があり、前者が後者に接近して注入された材料に圧力を加えます。内部では圧力が非常に高くなるので、バリなどの発生を防いで高品質な製品を作るには十分な型締め力が必要です。ホッパーから投入されてシリンダーで溶かされた材料は金型内部で300度近くになります。金型内部には20度から100度ほどの循環水が流れており、高温の材料を冷やして固化させ目的の形状を得ることができます。

射出成形機には複雑な形状の製品も、多額のコストをかけず素早く大量に製造できるというメリットがあります。

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